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アクティブラーニング・課題研究発表会 ~PBL合同成果発表会~

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2019年3月24日(日)、本学戸畑キャンパス記念講堂および百周年中村記念館において、「平成30年度アクティブラーニング・課題研究発表会~第9回PBL合同成果発表会~」を開催しました。

記念講堂では大学・高専生によるプロジェクト成果の発表と福岡県内の高校生による課題研究発表を、百周年中村記念館では福岡県内外の高校生によるポスター発表が行われました。各チームとも工夫をこらしたプレゼンテーションが行われ、専門性の高い工学・科学の研究発表から、地域・防災に関係する暮らしに密接に関わる研究開発など、幅広いテーマの取り組みが披露され、企業、教育関係の審査員の皆様にも高い評価をいただきました。

また、ポスター発表会には高校生・教員含め222名の参加があり、こちらも活発な質疑応答が行われました。

【口頭発表審査結果】
 〇大学・高専の部
  ・グランプリ
  「Hello Idea」九州工業大学工学部

  ・準グランプリ
  「国や文化の壁を越えたグローバルなスポーツ”COROMO”の提案」北九州工業高等専門学校

  ・プレゼンテーション賞
  「SNSを用いた商店街の活性化」九州工業大学情報工学部

  ・技術賞
  「位置情報を使った地域密着型のRPGゲーム」北九州工業高等専門学校

  ・アイデア賞
  「一攫千栗 ~イッカクセンリ~」熊本高等専門学校

  ・未来志向賞
  「新・九州工業大学付属図書館の提案とまちを元気にする複合機能施設の設計提案」九州工業大学工学部

  ・チームワーク賞
  「PlanTweet~植物からのつぶやき~」熊本高等専門学校

  ・努力賞
  「蒸気エンジン車」九州工業大学工学部

  ・PDCAサイクル賞
  「2020年小学生のプログラミング授業必修化に向けた授業プランの構成と実践」西日本工業大学


 〇高校の部
  ・優勝
  「平尾台 広谷湿原 土壌硬度と水の起源を探る+ラムサール条約」東筑紫学園高等学校

  ・準優勝
  「ユーグレナと二枚貝による廃しょうゆの処理について」福岡工業大学附属城東高等学校

  ・プレゼンテーション賞
  「水中シャボン玉からの発見 ~臨界ミセルに迫る~」福岡県立育徳館高等学校

  ・努力賞
  「ガリレオ衛星の静止画を用いた木星の質量算出」福岡県立小倉高等学校

◇審査結果の詳細はこちら


安永副学長による開会挨拶

安永副学長による開会挨拶


口頭発表の様子

口頭発表の様子


ポスター発表

ポスター発表


口頭発表 会場の様子

口頭発表 会場の様子


表彰式の様子

表彰式の様子


表彰_ポスター発表

表彰_ポスター発表


表彰_口頭発表高校の部

表彰_口頭発表高校の部


表彰_口頭発表大学・高専の部

表彰_口頭発表大学・高専の部


「情報教育支援士養成講座」閉講式及び称号の授与式を行いました

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2019年3月21日(木・祝)、本学サテライト福岡天神において、「情報教育支援士養成講座」の閉講式及び「九州工業大学情報教育支援士」の授与式を行いました。

1年間の講習を終え、今年度も新たに17名の「九州工業大学情報教育支援士」が誕生しました。
今後、各地域の情報教育支援活動で活躍されることをお祈りしております。

なお、現在、2019年度の「九州工業大学情報教育支援士養成講座」の募集を行っております。
詳しくは、こちらをご確認ください。(情報教育支援士養成講座HP)


授与式の様子

授与式の様子


集合写真

集合写真

第2回ダイバーシティ推進シンポジウムを開催しました

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2019年3月26日(火)、男女共同参画推進室では、文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)」第2回ダイバーシティ推進シンポジウムを下記の通り開催し、学内外から全41名の参加がありました。

まずは尾家学長より開会挨拶があり、次に文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課課長補佐の河原卓氏よりご挨拶を頂いた後、安河内副学長(男女共同参画・社会連携担当)より本学における本事業経過報告が行われました。

そして、引き続き、日本大学薬学部薬学研究所上席研究員の大坪久子氏より「無意識のバイアスとあなたの未来」、また岩手大学男女共同参画推進室准教授の堀久美氏より「岩手大学における男女共同参画推進-女性研究者支援と「無意識のバイアス」克服を中心に-」というテーマでご講演をいただきました。

後半のパネルディスカッションでは「女性研究者の上位職への昇任・登用を進めるために-「無意識のバイアス」の克服に向けて-」をテーマに、ご講演頂いた2名の先生方に加え、神戸大学名誉教授・京都教育大学監事の朴木佳緒留氏、電気通信大学副学長(研究担当)男女共同参画・ダイバーシティ戦略室長の由良憲二氏をお迎えし、それぞれの立場から、経験に基づいた説明や事例など、大変具体的で参考になる意見交換が行われました。

質疑応答の時間では、「無意識のバイアス」に関する研究内容等が日本に導入されるまでのお話や、各先生方の長年にわたる男女共同参画に関するご対応・思いについてのお話もあり、今後の男女共同参画事業を推進するうえで様々なヒントを頂けた非常に充実したシンポジウムとなりました。


尾家学長

尾家学長


文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 河原課長補佐

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課 河原課長補佐


安河内副学長(男女共同参画・社会連携担当)

安河内副学長(男女共同参画・社会連携担当)


上席研究員 大坪久子氏

日本大学薬学部薬学研究所上席研究員 大坪久子氏


室准教授 堀久美氏

岩手大学男女共同参画推進室准教授 堀久美氏


パネルディスカッション

パネルディスカッション

英語で学ぶコンピューター・サイエンス

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Kids Code Clubと共催で、子供達向けのSTEAM教育の一環として、コンピュータによる情報処理や計算などに関する理論の基礎を、同時中継によりアメリカの子どもたちと一緒に英語で学習します。
シアトル在住のITエンジニアによる授業に日本(福岡・熊本)からビデオチャットで参加してもらいます。同じ教材と学習システムを使い、子どもたちが英語でコミュニケーションをしながら楽しく学習を進めていきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

※本イベントは、九州工業大学・高大接続・教育連携機構・STEM教育推進部門としての連携事業のひとつです。

<開催内容>
第 1 回 : 4月28日(日) Binary number:2進数について楽しく学ぼう
第 2 回 : 5月19日(日) Computer Logic:コンピュータロジックを楽しく学ぼう

時 間 : 9:30-12:00AM(開場 9:00AM)※日本時間
場 所 : 九州工業大学飯塚キャンパス インタラクティブ学習棟MILAiS(キャンパスマップ17)
対 象 : 小・中学生(8歳~15歳ぐらいまで ※低学年は保護者同伴)
参加費 : 無料(交通費は自己負担)
定 員 : 20名(先着順)
使用するもの: タブレット(一人1台貸し出します)

※使用言語は英語です。英語が分からない場合はスタッフが適宜フォローします。
※保護者の方も一緒に参加できます。キーボード入力などで補助が必要な小学生のお子様については保護者同伴での参加をお願いいたします。

共 催 : Seattle IT Japanese Professionals (SIJP) 
      特定非営利活動法人くまもとLRネット
      株式会社ワイズ・リーディング
      熊本高等専門学校
      国立大学法人 九州工業大学

◇お申込み方法など詳細はこちら。(外部リンク:Kids Code Club HP)
※申込み締切 4月19日(金)

<問い合わせ先>
情報工学研究院・物理情報工学研究系
安永卓生教授
E-mail : yasunaga*bio.kyutech.ac.jp
(*を@に変えて送信ください)

2020年度第3年次編入学学生募集要項を公表しました

学長挨拶

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国立大学法人九州工業大学 学長 尾家 祐二


多様な学習機会と学習環境を活かして
グローバル社会で活躍し続ける高度なエンジニアに


 九州工業大学は、110年の歴史をもち、これまで常に我が国トップレベルの就職実績を誇っています。過去の就職氷河期といわれる時代にあっても、本学の学生の就職状況は変わりませんでした。これは、社会が本学の教育の質を高く評価し、時代にマッチした優秀な卒業生を世に送り出している証拠です。


 IoTの普及やAI(人工知能)の開発など、科学技術の進歩は著しく、それらを活用する社会活動は大きく変化し続けています。私たちは、外出先からスマートフォンでテレビの録画やエアコンの操作ができますし、自動車・医療・金融など多くの分野で人工知能の活用が飛躍的に進んでいます。こうした技術革新により、私たちの日常生活も企業活動も、国境を越えて多彩に繋がり、さまざまな場面でのグローバル化が進展しています。日本で働いていたとしても、そこは既に国際的な社会なのです。


 学生諸君には、このように変化に富み、グローバル化が進展する時代においても、生き生きと活躍し続けるエンジニアに育ってほしいと願っています。そのためには、学生が自ら学び、多様性を受け入れ、他とコミュニケーションをとりながら、課題を発見し、解決する為のデザインを行うことができる必要があります。そこで、本学では、学生の主体的な学びのために、多様な学習の機会を提供し、多様な学習の環境を整備し、さらには学習の目標および達成度を自ら確認し、自律して学習する姿勢を育む支援を行っています。


 具体的には、海外で学ぶ多くの教育プログラム、アイデアをすぐに形にできるデザイン工房、留学生と生活を共にし国際感覚を磨く学生寮、産業界やそこで活躍する卒業生との対話などです。仲間と共に人工衛星、ロボットや自動車などのプロジェクトを立ち上げ、世界的な競技会に参加する機会もあります。


 当然のことですが、学生諸君にとって卒業後の人生の方が遙かに長いものです。卒業後にグローバル社会で活躍し続けるための知識・スキルを本学で学んでみませんか。キャンパスでお会いできるのを楽しみにしています!

類別入試と学科選択

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<受験生> 類別入試

九工大では「類別入試」を導入しています。「類別入試」とは「類」で受験、入学し、1年生は「類」に所属して共通教育を学び、2年生進級時に学科を選択するしくみです。

入学後1年間の「大学での学び」を通して進学する学科を選択することができるので、進路選択のミスマッチを無くし、社会的ニーズに応えられる人材教育を可能にします。

<受験生>「類」の選択

2年生進級時に選択する学科にはコースがあり、コース名から学びの内容や将来の職業をイメージすることができます。コース名からたどって、大学で学びたいことや、将来関わりたいことをよく考えて、受験する「類」を決めましょう。



※募集人員の詳細は、こちら 


<受験生> 各類のアドミッションポリシー


受験生は、自分の希望や適性を「アドミッションポリシー」から見つけ、「類」から学科・コースへの流れを確認し、入学する「類」を決めます。
自身の適性や、将来進学したい学科・コースを十分に検討し、受験する「類」を選択することが重要です。

工学部

【工学1類 (建設社会系)】

建築、国土デザインに興味をもち、物理などの理数科目の知識を活かして、安心・安全で、豊かさを実感できる国土、社会基盤、建築物を生み出すことを通して持続的な社会の形成に貢献したい人。
建設社会工学科へ進学できます。)

【工学2類 (機械知能・宇宙系)】

力学を中心とした自然現象の原理に興味をもち、理解し、それを利用した機械・制御・宇宙システムなどの複雑な工学システムを、柔軟な対応力の基、新たな価値として生み出したい人。
機械知能工学科宇宙システム工学科へ進学できます。)

【工学3類 (電気電子・宇宙系)】

電力、電子回路、電子材料などの電気を利用した技術に興味をもち、電気エネルギー、光、音、波などの要素技術を学び、電気を利用した高度な「システム」、宇宙システムの創出を担いたい人。
電気電子工学科宇宙システム工学科へ進学できます。)

【工学4類 (応用化学系)】

化学の学びとその応用に興味をもち、環境、エネルギー、医療、そして、化学プラントまで新材料を創り出し、自然や社会に及ぼす影響を考えながら、先端産業の発展に寄与したい人。
応用化学科へ進学できます。)

【工学5類 (マテリアル・宇宙系)】

「もの」つくりの基盤となるマテリアル(材料)に興味をもち、その構造や性質を科学的に解明し、新しいマテリアルを作り出し、かつ、宇宙システムなどの複雑な工学システムに挑戦したい人。
マテリアル工学科宇宙システム工学科へ進学できます。)

情報工学部

【情工1類 (先端情報工学系)】

データ科学、人工知能、メディア情報学、ソフトウェアデザイン、情報通信ネットワーク、コンピュータ工学を中心とした情報工学の最先端に関する幅広い知識・技能を学び、社会のさまざまな要求にこたえる情報システムを構築することに興味がある人。
知能情報工学科情報・通信工学科へ進学できます。)

【情工2類 (学際情報工学系)】

機械工学と制御工学を中心として、主として工学の諸分野と情報工学を融合することで、ロボティクス、システム制御、先進機械を中心とした分野に関する幅広い知識・技能を学び、人と未来を繋ぐ知的システムの創造に興味がある人。
知的システム工学科を中心として、知能情報工学科情報・通信工学科物理情報工学科生命化学情報工学科へ進学できます。)

【情工3類 (自然情報工学系)】

物理学、化学、生物学といった自然科学に情報工学を適用し、電子物理工学、生物物理工学、分子生命工学、医用生命工学を中心とした分野に関する幅広い知識・技能を学び、自然科学と情報の力で世界を解き明かすことによりイノベーションを創出することに興味がある人。
物理情報工学科生命化学情報工学科へ進学できます。)

<1年生> 「類」に所属・共通教育

入学者は、1年生で「類」に所属し、共通教育(グローバル教養科目、自然科学に関する科目、情報に関する科目など)と専門基礎教育を受けます。

これにより、応用性の高い基礎力と複眼的視野を養い、今後大学で学びたいことや、将来関わりたいことを考えることができます。




<2年生進級時> 学科の選択


2年生進級時に適性や興味などに応じた進路を選択し、学科へ所属して専門的な学修を行います。これにより、進路選択のミスマッチを解消します。

各類から進学できる学科については、上の図で確認してください。

進路選択Point1

1年生の成績が優秀な人から順に志望した学科に進級することができます。

進路選択Point2

進級した学科の卒業に必要な必修科目を1年生で履修していない場合でも、2年生以降で履修できるようなカリキュラムになっています。

進路選択Point3

学科はコースに分かれており、コース名は学びの分野が見えるように設定しています。これにより、大学院への接続が円滑になります。

卒業生対談

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めまぐるしく変遷する現代社会。
そんな中、九工大生がしっかり歩いていけるよう、
大学の教育ができることは何なのか。
産業用ロボットで大きなシェアを持つ株式会社安川電機・小笠原社長と、
スマホゲームで世界中にファンを持つ株式会社コロプラ・馬場社長に
これからの仕事や九工大生が学ぶべきことを語っていただきます。


小笠原 浩さん
株式会社安川電機 代表取締役社長
工学部 情報工学科 卒業
松山南高等学校(愛媛県)

馬場 功淳 さん
株式会社コロプラ 代表取締役社長
情報工学研究科博士前期課程 情報科学専攻 修了
都城工業高等専門学校(宮崎県)

─どのような学生時代を過ごされましたか。


小笠原 私が工学部情報工学科に入学したのは1974年です。当時はまだコンピュータが世の中に出始めた頃で、最先端の技術や知識を学びながら、個人向け小型コンピュータの構想を考えていました。情報工学科には40人の学生がいましたが、同じ志を持ち、4年間一緒に学ぶ中で仲間意識が強くなりました。

馬場 高専で5年間電気工学を学び、情報工学部知能情報工学科3年に編入しました。大学や大学院では、CV(コンピュータビジョン)を研究したり、サーバー運用などのサークル活動をしていましたが、とても楽しく、ものすごく勉強になりました。今もその知識にバリバリ支えられています。


─人の仕事がAIに置き換わっていくと言われていますが、それを実感されることはありますか?


小笠原 私たちは人の大変な仕事をなくすために産業用ロボットや介護用装置をつくっています。簡単にできる作業はロボットに置き換わりますが、ロボットに指令を出す仕事は残り、知能集約型になっていきます。何かを生み出さないものは、機械やコンピュータに置き換えられていきます。それは仕事というよりは単なる作業なのかもしれません。今はまだAI にはクリエイティブなことはできません。何かをつくり上げる時の作業ベースを助けるものでしかありません。

馬場 おっしゃる通りです。過去にあったことから予測するのが現在のAI で、万能ではありません。人の仕事が消えるといわれていますが、いうほどは消えないと思っています。私自身は人々に楽しさを届けることが職業です。人の心をいかに掴むかという創造力が試される仕事がAI にとって代わられるとは全く思っていません。

小笠原 私たちのビジネスは7 割が海外です。海外では最先端のロボット技術を導入して全自動化し、大量生産することで競争力を高めています。中国ではそれがどんどん進んでいます。でも日本は多様化するニーズや市場の変化にフレキシブルに対応できるように多品種少量化に向かっています。一番効率がいいのは人がつくることですが、そこに人がいないことが問題になっています。

馬場 ゲームの世界にいると日本人の特殊性を感じます。海外向けにモバイルゲームアプリを配信していますが、国内向けとは違う内容です。日本でつくったゲームをそのまま海外に展開しても全然受けません。日本と海外では色使いやキャラクターの表情など、好まれるものがまったく違います。例えば日本ではかわいい女の子が好まれますが、海外では強そうなキャラクターが受けます。日本がいかに文化的に特殊なのかをまずは認識するべきです。その中で逆に日本の特殊性を活かした仕事が生まれてくればいいと思います。

小笠原 製造業も一緒で、日本の常識が世界では非常識なこともあります。日本で開発したものを海外に持って行っても売れるものと売れないものがあります。日本の常識を押し付けようとしてもうまくいきません。製造業の場合、アメリカはグローバルではなくてドメスティックです。グローバルな視点を持つためには、違う文化の中に入るのが一番いい。九工大にはGCEというグローバル・エンジニアを育てる教育制度が整えられているので、留学などにチャレンジするのもいいと思います。


─仕事で大事にされていることは?


小笠原 自分がワクワクするものをつくらなければ相手をワクワクさせることはできません。やるからには世界一を目指すことも大切です。これは当社の創業当時からのDNA ですが、私も若い人たちにいつも言っています。だからこそ競争が激しくなっても生き残っていけるのです。

馬場 ゲームというエンターテインメントを通して日常をより豊かにすることを目指しています。ゲームはワクワク感や楽しさがなければ商品にはなりません。でもつくる過程では、ライバルは多いし、開発費はかかりますし、厳しい社内レビューもありますし、大変なところをくぐり抜けていかないといいものはできません。ですが、つくる側の人間が楽しみながら仕事をしないとその気持ちは届けられないと考えています。そういう意味でクリエイター自身がワクワクや楽しさを常に持ち続けているかを社内で問い続けています。


─学生時代に身に付けておくべきことは?


小笠原 大学生活は長い人生の中の一つの通過点であり、就職がゴールではありません。いくら優秀な人でも就職がゴールだと思っている人はそこから伸びていきませんが、入社してこれから頑張ろうという人はものすごく伸びていきます。それから柔軟性も大切です。

馬場 大学では、上辺の技術だけではなく、基礎をしっかり身に付けることが大切です。それが全部応用につながっていきます。

小笠原 専門的な学問も大事ですが、学生生活の中で仲間意識や相手の立場で考えるといった人との関係づくりも大事です。クリエイティブな仕事をするためにはコミュニケーションがとても大切になります。

馬場 学生時代に身に付けておくべきことにデザイン力があります。見た目のデザインもありますが、どう使うかまでを含めた総合的なデザインです。残念ながら、エンジニアはうまく動くものをつくれても、それがどう使われるかまでは想定できない人が多い。だから、ここは学生時代に絶対やっておいたほうがいい。九工大はエンジニアリングのデザイン教育にも力を入れています。さまざまなことに興味を持ち、挑戦してください。


これからの時代、グローバルで活躍するためにはエンジニアとしての専門性とともにコミュニケーションやデザインなど広い視野が必要になります。
九工大には、さまざまなことに挑戦できるフィールドがあります。

TOP研究開発

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機械、ロボット、エネルギー、コンピュータ、AI、データサイエンス…と広がりつづける工学の世界。その最先端の研究フロンティアはいま、「生命」を対象にしたものに発展しています。


01 「見えない遺伝子」の謎を解明! 未来の農業や医療につなげる夢へ


生命の設計図といわれ、DNAに含まれる全遺伝情報「ゲノム」。私たちは、世界中に生息する植物・シロイヌナズナをモデルに、ゲノム解析とDNAの研究を進めています。最新の技術で遺伝子を操作して、色の濃淡、形状といった変異を分析し、病原菌や乾燥や塩分などへの耐性に関わる“ 有用なもの”を突き止めるのです。近年は、ジャンク(ガラクタ)DNAにも多彩な役割があるとわかりました。「見えない遺伝子」から有用なものを探し、人為的に生産することで、農産物や医薬品への応用を目指します。


花田耕介准教授 
情報工学部 生命化学情報工学科

02 注射で治す!? 「夢の人工骨」で骨粗しょう症の治療に希望の光を


骨がもろくなる病気「骨粗しょう症」。国内で患者数1000万人以上といわれるこの病気の新たな治療に、私たちは挑戦しています。注射で再生させる「夢の人工骨」です。体内にある“ 骨をつくろうとする働き”に注目して、患部にゲルを注入して、体液が混ざり、化学反応によってアパタイトという物質を媒介に新しく骨ができる環境をつくるのです。手術が必要な人工関節と比べ、体の負担も軽減されます。最近は、骨と相性のいい植物性のゲルも発見されました。実用化に向けて、医師と研究を進めています。


宮崎敏樹教授 
大学院生命体工学研究科
生体機能応用工学専攻

GCE -Global Competency for Engineer

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GCE概要

九工大では、グローバル化した社会で活躍する技術者(グローバル・エンジニア)に必要な能力(要素)をGCEと定めて、それらを養成する教育パッケージを開発・推進しています。



インタラクティブ - Interactive

「対話型の」「双方向の」 と訳されます。九工大では、双方向で学びあうことのできる授業を実践しています。
授業・研究・課外活動など多くの場面で、教員と学生の双方、学生と学生の双方が刺激を与え合うことで相互作用が働き、「新しい学び」が生まれるのです。

学びの環境

01 教室 MILAiS(ミライズ) (戸畑・飯塚)


一般的な教室と異なり、教卓や黒板はありません。
自由闊達な活動を促す工夫がされているので、先生と学生、学生と学生で対話を重ね、インタラクションが生まれ、学びをアクティブにします。



02 創造の場 デザイン工房 (戸畑・飯塚)


エンジニアリング・デザイン教育のための工房。3Dプリンターをはじめとしたデジタル工作機械などが設置され、授業のほか、実験やサークルの活動の場としても利用されています。



03 国際交流スペース
(戸畑:ランゲッジ・ラウンジ、飯塚:グローバル・コミュニケーション・ラウンジ)


「多様な文化に触れあうことによるインタラクション」をコンセプトにした国際交流スペースです。
外国人学生との交流やイベントのほか、海外留学を目的とした英会話の実践の場としても活用されています。



04 寮


グローバル・リーダー育成プログラムを実施する明専寮、留学生との協働プログラムを実施する国際研修館、グローバルマインドを涵養するスチューデント・レジデンスなどがあり、日常の中でインタラクションが生まれます。



05 海外教育研究拠点 MSSC (マレーシア・スーパーサテライトキャンパス)


マレーシアプトラ大学のキャンパス内に設置された、国立大学初の海外教育研究拠点です。
このMSSCを拠点に、グローバル・エンジニアの養成や国際共同研究、教職員のグローバル化などの取り組みを行っています。



語学教育


全入学生がTOEICを受験し、そのスコアに応じてクラス分けされる習熟度別クラス編成を実施しています。英語の習熟度が低い学生も高い学生も、自分に合ったレベルで授業を受けることができ、個人の英語能力の上達や学習意識の向上が期待できます。


グローバル教養科目


グローバル・コンピテンシーを涵養するための教養教育を行っており、学部ではグローバル教養科目群「多様な文化と社会の理解」、「国際関係の理解」、「グローバル化と日本」を3つの柱として、グローバル教養科目を設けています。


グローバル・エンジニア養成コース(6年一貫教育プログラム)


グローバル・エンジニア養成コース(GE 養成コース)は、産業界のニーズに即したグローバル人材を養成するために開設された、体系的な6年一貫教育プログラム(学部4年間および大学院2年間)です。
GE 養成コースでは、学部の卒業要件や大学院の修了要件とは別に定められたカリキュラムを履修します。学部1年生から、グローバル教養科目が開設されているほか、海外留学などの必修化や英語能力試験(TOEICなど)のスコアをコース修了要件とするなど、グローバル人材に必要なスキルを修得できるようにデザインされています。

※学部3年生でコース受講を登録します。
※ 受講希望者は、大学院入試に合格後、正式にコース受講が決定します。

大学院進学のススメ

大学院では、講義がより専門的かつ実践的になり、企業などと連携した実践的な問題解決型の演習科目も用意されています。
研究室では、指導教員や研究室の先輩・後輩と議論して共に考えながら、研究を進めていき、国内外での学会で研究を発表する機会もあります。
博士前期課程での2年間、博士後期課程での3年間にわたって研究に取り組むことで、高度な知識と実践的解決力を身につけていきます。

Go Abroad! 海外派遣プログラム

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これからの時代のエンジニアには、国際感覚や英語力が求められます。
九工大では海外派遣プログラムなどの教育パッケージを用意し、学生のスキルを磨き能力を高めます。
こうしたグローバル・エンジニア教育によって、英語力だけでなく、積極性・チャレンジ精神・行動力・コミュニケーション能力も養われます。



派遣機関の一例
[アメリカ]テキサス大学エルパソ校/ニューヨーク市立大学シティカレッジ
[イタリア]サレント大学
[韓国]スンミョン女子大学/昌原大学校/国立ハンバット大学校
[タイ]キング・モンクット工科大学 北バンコク校・トンプリ校・ラードクラバン校/カセサート大学
[台湾]国立台北科技大学/国立台湾大学/国立陽明大学
[中国]揚州大学/青島理工大学/東北大学/合肥工業大学/中国科学院
[ドイツ]クラウスタール工科大学/シュトゥットガルト大学
[ノルウェー]サウスイーストノルウェー大学
[フランス]サンテティエンヌ国立高等鉱山学院/パリ高等機械工学院/ロレーヌ大学
[マレーシア]マレーシアプトラ大学/マレーシア工科大学

インターン実績一覧
[マレーシア]CANON MACHINERY (MALAYSIA) SDN.BHD. / Sri Takada Industries Sdn.Bdh. / KDDI Malaysia Sdn.Bhd. / Toyo Engineering & Construction Sdn.Bhd.
[タイ]ROHN Integrated Systems (Thailand) Co.,Ltd./ Hitachi Transport System Vantec (Thailand), Ltd. / THAI SHINRYO LIMITED
[ベトナム]清水建設株式会社
[シンガポール]大成建設株式会社/五洋建設株式会社
[香港]五洋建設株式会社


留学体験記[タイ編]


留学の魅力を経験者に聞きました。


今村 友哉 さん
情報工学部
生命情報工学科 4年

[シスコシステムズ合同会社に内定]
チャンスを生かしてよかった!留学で気付いた「世界の広さ」
「価値観や考え方が変わる」と聞いたものの、一度も海外に行かないまま迎えた4年生。外資系企業の日本支社に内定をいただき、「時間のある今こそ行こう」と大学主催のスタディツアーに応募しました。現地では言葉が通じず、切符を買うのもひと苦労。社会や文化の違いも刺激的で、日本企業の店舗や商品の多さに、国際間で繰り広げられる投資競争を実感しました。帰国後もタイ人の友人とLINEでやりとりして、交流を続けています。
写真:エメラルド寺院の前で

キャンパス内が留学先!?


外国人留学生と共に学び、高め合える環境があります


松岡 美珠々 さん
大学院工学府
先端機能システム工学専攻
博士前期課程2年
(宇宙工学国際コース)

[川崎重工業株式会社に内定]
世界中の「仲間」と一緒に、多様性を超えて衛星開発
配属された研究室では、5カ国からの留学生が在籍していたので、研究室内の公用語は『英語』でした。おかげでTOEICの点数も飛躍的にUP。文化も価値観も違う仲間と研究や生活を共にすることで、語学だけでなく様々なことを学びました。苦労もしましたが、海外の論文を研究に役立てることができたり、海外の展示会で各国企業の方と議論を交わし人脈をつくることができたりと、このような研究環境も九工大の魅力です。
写真:皆のおかげで英語への抵抗が消えました

[大学院] 英語だけで修了できるコース


英語だけで受講可能な博士前期課程・博士後期課程を開設しています。




学生プロジェクト

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学生が主体的に課題探究に取り組むことによって、解決能力、工学基礎力とともに、コミュニケーション能力および幅広い教養を身につけ、企業や社会において先導的リーダーシップを発揮することのできる創造的人材の育成を目的としたプロジェクトです。採択されれば、1団体最高200万円の活動経費が支援されます。


AMBITIOUS(学生プロジェクトの紹介)


プレビュー

[若松]Hibikino-Musashi@Home



数々の世界大会で高評価を獲得!
○World Robot Summit 2018
 Service Robotics Category, Partner Robot Challenge, Real Space 優勝
 METI Minister' s Award for Excellence in WRS(経済産業大臣賞)
 RSJ Special Award,( 日本ロボット学会特別賞)
○RoboCup 2018 Montreal
 @Home Domestic Standard Platform League 優勝
 Procter & Gamble Dishwasher Challenge Award
○RoboCup Japan Open 2018
 @Home Domestic Standard Platform League 準優勝
 @Home Open Platform League 優勝
 人工知能学会賞「少試行のインタラクションによるホームロボットの知能獲得」

2018年は世界大会で優勝!
最先端のロボットと人工知能を開発する
目標は、人間と共存可能なホームサービスロボットの実現。
2018年は「World Robot Summit」「RoboCup 2018」で優勝を果たした。「技術力、現場での対応力、チームワークなどをメンバー全員で高めた力の結晶です」と語るチームリーダーの阿部佑志さん(大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻)。「開発する人、後方支援をする人…誰一人欠かせない役割の上にモノづくりがある感動も味わえます」。
Hibikino-Musashi@Homeの活動は、RoboCup@Home 競技会への参加、研究を出力するプラットフォームの開発、講義で活用できる演習教材の開発が主となっている。次の大会も、狙うのはもちろん世界一!


[戸畑]KIT-CATS


夢は、人工衛星や宇宙探査機!?
小型マシンをイチから作り上げる面白さ
20世紀後半から進化を続ける宇宙開発。人工衛星や宇宙探査機を模した小型の自律マシン「CanSat」を手掛けるのがKIT-CATSだ。
様々な現象を観測する、地表を走って探査する活動機能の一部をマシンに実装! 企画設計、開発構造、試験、改良まで学生主体で行う。
「種子島ロケットコンテスト」では空中から投下して実際の動作を競った。チームリーダーの中山大輔さん(大学院工学府 電気電子工学専攻)は「気球から投下して、空中でタイヤが展開したときは嬉しかった」と語る。「アルミやCFRPの実用特性や加工法も学べて、宇宙好きな仲間との輪が広がるのも楽しいです」。


[戸畑] CIR-KIT(サーキット)


学部1年生からロボットを開発!
研究途上の「歩道走行」にチャレンジだ
世間で大きな話題を集めている“自動運転”。学部主体のチームで目指すのは、車道ではなく歩道を自律走行するロボットの開発だ。
「地図やGPSデータなどをもとに、ロボット自身が経路を計算して走行するんです」とチームリーダーの田中大揮さん(工学部 総合システム工学科)。歩道は歩行者など無秩序な要素が多く、研究室や企業でも難しい開発分野だが、「それだけに小さな機能の実現でも感動の連続」と語る。
メンバーの力を結集して参加する全国大会「つくばチャレンジ」では、4年連続で出場して成績を残した。今後は、3次元測域センサを活用した安定性の高い走行の確立が目標だ。


[飯塚] DSP システム部


目指せ! 「ETロボコン」総合優勝
設計から実装までモノづくりを楽しもう
組み込みOSの設計・モデリング技術の大会「ETロボコン」。ソフトウェアを開発して、全チーム統一のハードウェアでコースを走らせ、走行タイムや自律的なゲーム攻略、モデル図の完成度で競い合う。
過去の成績は、地区大会の競技部門で2度の優勝、総合部門では準優勝。開発効率の向上やUMLの勉強を重ね、目指すは総合優勝だ。
「メンバーで団結して挑戦するのが楽しい」とチームリーダーの川野真裕さん(情報工学部 電子情報工学科)。「絶対にコースを外れない安定性など難問も多いですが、プログラムで狙い通りにロボットが経路を探索してブロックを運んでくれた時は最高です」。


[飯塚] stairs


集まれ!未来の最先端ICT技術者たち。
アプリ開発の勉強会やコンテスト出場でレベルアップ
大学の講義など、学校活動だけでは最新の技術やトレンドを網羅することは困難。そこでstairsが立ち上げられた。社会で実際に使われるWebやiOSの最新技術の勉強会を中心に、アプリコンテストなどへの参加を通したプロダクト製作で実戦的な経験を積むのだ。今後は外部講師による特別講義も計画中。
「PCの前で地味に作業…ではなく、チームでひとつのものを作り上げる開発は楽しさ満点です」と笑うチームリーダーの山浦功さん(情報工学部 機械情報工学科)。「短い時間で早く最適解を見つけ、必要な場合は即修正をする決断力は将来の仕事にもつながると考えています」。

就職に強い!九工大

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景気の影響を受けない、際立つ就職率




九工大生は、一流企業に選ばれています



福岡で学び、全国で活躍する



企業の人事担当者にききました「 採用の決め手は何でしたか? 」


Case1 NECソリューションイノベータ株式会社


Answer:人財企画部 統括マネージャー 加藤 洋 氏

「何を学んできたか」より「どう取り組んできたか」。ICTで未来を創るポテンシャルがあるかが大切です

私たちの価値観は「Orchestrating a brighter world」。世界の国々や人々と協奏してICTを活用したイノベーションをめざします。社会課題を解決して、未来を創る仕事は感動の連続ですが、実現には思考力や協調力が必要です。在学中に、課題を見つけて解決策を考え実行したり、周囲と共に成果を出したり、結果を検証して次に活かした経験があれば、仕事に役立つと評価します。


九工大のここがいいね!

技術的な素養力が高く、入社後の現場適応が早い学生が多いです。他者との協働力、物事の推進力もあると感じます。キャリアは多岐に渡り、プロジェクトの管理やお客さまとの要件定義、専門の技術力を生かした先端領域など、様々な分野で活躍しています。




Case2 パナソニック株式会社

Answer:リクルート&キャリアクリエイトセンター採用企画部 本多 康広 氏
大きな夢と高い志を持とう! 技術力を活かし、未来のくらしづくりに挑む、皆さんのチャレンジ意欲に期待します

「A Better Life, A Better World」をブランドスローガンとする私たちは、世界中のお客様のより良いくらしと社会の創造を目指しています。大学で培った専門性と、失敗を恐れず新しいものを生み出そうとするチャレンジ精神を持って、仲間と共に取り組む気概のある人材を求めています。就職はゴールではなくスタートです。技術力とヒューマンスキルを磨き、未来のくらしづくりに挑戦していきましょう。

九工大のここがいいね!

技術力に加え、コミュニケーション能力や業務推進力などのヒューマンスキルも高い印象です。幅広い職種で採用の可能性がありますが、入社後はとくに、開発職や生産技術職など「チームワーク」が重要な商品づくりの第一線でキャリアを積み、活躍している方が多いですね。


Case3 本田技研工業株式会社

Answer:人事部採用グループ グループリーダー 松井 翔太 氏
夢を高く持つこと。その実現に向けて情熱を燃やせること。全世界の人々や社会の期待に応える「意欲」を重視します

今までにない新しい価値を持つ技術や商品で、想像を超えた喜びや希望を与える会社がHondaです。「何かを成し遂げたい」という強い想いや挑戦する意欲、エンジニアとしての素養がある方なら、枠にあてはめず多様な人材を採用しています。就職活動では「どんな仕事や環境ならワクワクできるか」を大切にしてください。夢や想いが詰まったモビリティを通じて、一緒に世界へ驚きや興奮、感動を提供していきましょう。

九工大のここがいいね!

「意欲が高く真面目で実直」「責任感が強い」「協調性やコミュニケーション能力が高い」という方が多い印象です。研究・開発、製造、管理など幅広い分野で国内外を問わず活躍しており、四輪の研究開発部門で、新機種開発プロジェクトの中核を担う方もいます。

就職に強い!九工大、その理由



九工大での学びをとおして身につけたGCE(5つの能力)は、企業が求める人材像にマッチしているから、九工大の学生は多くの企業から採用されるのです。


実践的高度技術者教育


授業では、初年度から時間をかけて、数学や物理などの基礎科目や各類の専門科目について、授業の内容が現場で実際にどう使われているかまで学びます。学部4年生以降に配属される研究室では、少人数制で徹底した高度専門教育を行います。この過程で、企業や研究機関などとの共同研究に参画する学生や、国際学会での発表を行う学生も多数います。企業や研究機関などと連携した高度な実践的教育プログラムも多数開講しています。これらの実践的高度技術者教育によって、産業界を中心に社会から幅広く必要とされ、長期間にわたって活躍する技術者を養成・輩出しています。



卒業生が産業界で活躍しているから


卒業生が産業界を中心に多数活躍しているため、OB・OGや企業・官公庁などの人事担当者が多数、直接九工大の就職担当教員のもとを訪れます。また、九工大が開催する学内合同企業説明会の参加企業数(2016年度 延べ900社以上)は全国でもトップクラスで、製造業・情報通信業を中心に日本を代表するグローバル企業をはじめ数多くの大手企業が参加します。このため、教職員が企業などを訪問して九工大をPRして回ることも、学生が上京して合同企業説明会に参加することも必要ありません。首都圏の大学などと比べて優良企業への就職が不利になることもなく、地方の大学としては際立って就職に強い大学の1つとなっています。



キャリア形成教育


1年生からキャリア形成教育を行っています。例えば、産業界の第一線で活躍している技術者を講師に招き、各業界における技術発展の現状や将来展望、技術者の仕事の現場や苦労などの実体験に基づく話などをしていただきます。



豊富な大学推薦枠


九工大生の就職活動では、数多くの企業にエントリーする必要はありません。上述のように企業からの評価が高いので、学校推薦で応募できる企業が、学生1人あたり5~10社程度あるからです。希望する企業へ学校推薦で入社試験を受けた場合、1学生あたり1.2社で内定を得ています。


日本屈指の同窓会「明専会」が就活を全面バックアップ


100年以上の歴史を誇る「明専会」は日本屈指の同窓会組織です。全国の優良企業からOB・OGが、明専会主催のキャリアセミナーに登壇します。企業が実施する面接指導や工場見学に参加する機会もあります。創立以来100年以上にわたって産業界の第一線で活躍する技術者を輩出してきた九工大ならではのサポートです。



キャリアセンター・就職担当教員


学生たちに役立つ情報提供、充実した就職支援、進路支援を行うキャリアセンターを各キャンパスに設置し、さまざまな活動を展開しています。
また、学科やコースごとに就職担当教員を配置し、きめ細やかにサポートします。

kyutech物性セミナー「物質の磁性」を開催しました

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2019年3月29日(金)、戸畑キャンパスコラボ教育支援棟において、本学物性グループが主催する第43回Kyutech物性グループセミナー「物質の磁性」を開催し、各キャンパスから総勢約30名の教員・学生・学外研究者の参加者がありました。

今回は外部より、東京大学大学院工学系研究科の求幸年 教授と、国立研究開発法人産業技術総合研究所の三宅隆 研究チーム長をお招きして、物質・材料の磁性研究の前線的話題についてご講演を頂きました。

本学からも大学院工学研究院 先端機能システム工学研究系の竹澤昌晃教授と大学院工学研究院 物質工学研究系の堀部陽一准教授が講演し、本学の本テーマについての取り組みとシーズの高さをアピールして頂きました。

現在、本学では、戦略的研究ユニット化促進プロジェクト 「高温超伝導体のさらなる転移温度向上を目指した物質設計」(代表: 美藤正樹教授 (大学院工学研究院 基礎科学研究系)を展開しており、物質科学研究推進に力を注いでいます。こうした機運もあり、講演では活発な議論があり、外部からお越し頂いた先生方との交流も含めて、今後の展開につながるとても有益なものとなりました。


求幸年 教授(東京大学大学院工学系研究科)

求幸年 教授(東京大学大学院工学系研究科)


三宅隆 研究チーム長(国立研究開発法人産業技術総合研究所)

三宅隆 研究チーム長(国立研究開発法人産業技術総合研究所)


竹澤昌晃教授

竹澤昌晃教授


堀部陽一准教授

本学教員がタイ・キングモンクット工科大学北バンコク校創立60周年イベントで講演しました

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2019年3月15日(金)~18日(月)、キングモンクット工科大学北バンコク校大学創立60周年にあたり、タイ王国のシリントーン王女が出席され、記念式典が開催されました。今年は、本学と国際交流協定校であるキングモンクット工科大学北バンコク校において、交流10周年を迎えます。

3月15日(金)、オープニングセレモニーでは、本学の木村景一名誉教授、林英治教授(大学院情報工学研究院 機械情報工学研究系)、カチョーンルンルアン・パナート准教授(同研究系)、渕脇正樹教授(同研究系)を招待していただき、タイ王国のシリントーン王女から感謝状や記念品を賜りました。

3月16日(土)~18日(月)の展示会では、本学、(株)安川電機、キングモンクットロボットアカデミー共同のブースを開設し、以下のロボットを展示しました。
・トマトを収穫する自律型ロボット(九州工業大学 林研究室)
・i3Mechatronics demo コンセプトデモ機((株)安川電機)
・教育プログラムロボット(キングモンクットロボットアカデミー)

当ブースを見学されたシリントーン王女は非常に興味を持たれ、林英治教授と懇談する様子が、タイのニュース番組で取り上げられました。 

また、イベントでは、ブース展示、国際学術フォーラム、学生によるポスター発表、交流プログラムを行い、国際学術フォーラムでは木村景一名誉教授による特別講演のほか、林英治教授、石井和男教授、柴田智広教授、渕脇正樹教授、カチョーンルンルアン・パナート准教授、西田祐也助教も講演を行いました。

また、計18名の学生による交流プログラム、ポスター発表、国際学術フォーラムでの発表も行ないました。


九工大・安川電機・KMUTNBロボットアカデミー共同ブース1

九工大・安川電機・KMUTNBロボットアカデミー共同ブース1


九工大・安川電機・KMUTNBロボットアカデミー共同ブース2

九工大・安川電機・KMUTNBロボットアカデミー共同ブース2


国際フォーラムの様子


シリントーン王女殿下が本学ブースを訪問

シリントーン王女殿下が本学ブースを訪問


入学式を行いました

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平成31年度入学式を、2019年4月4日(木)10時からイイヅカコスモスコモン(飯塚市)、14時から北九州ソレイユホール(北九州市)において挙行しました。

戸畑・飯塚・若松の3キャンパスに迎えた学部・大学院合わせて1,655名の新入生が、九工大生として新たな一歩を踏み出しました。

尾家祐二学長からの告辞では、本学の成り立ちや歴史、本学の持つ様々な教育プログラムなどについて述べられ、「専門的な知識やスキルの修得と共に、それらを活かす能力を身につけ、学び続けることの大切さも理解してほしい」と新入生への激励の言葉が贈られました。

また、両会場において、「鳳龍奨学賞」(学業成績優秀者)、課外活動等に功績のあった団体等に対する学生表彰および技術賞・語学賞の表彰があわせて行われました。

【平成31年度入学者数】
 ○学部(1034名)
  ・工学部 566名
  ・情報工学部 468名
 ○大学院博士前期課程(574名)
  ・工学府 276名
  ・情報工学府 190名
  ・生命体工学研究科 108名
 ○大学院博士後期課程(47名)
  ・工学府 17名
  ・情報工学府 12名
  ・生命体工学研究科 18名

尾家学長による告辞はこちら(和文・英文)

【飯塚会場】


尾家学長による入学許可

尾家学長による入学許可


新入生代表による宣誓

新入生代表による宣誓


片峯飯塚市長よる祝辞

片峯飯塚市長よる祝辞


交響楽団およびメンネルコールによる祝賀演奏

交響楽団およびメンネルコールによる祝賀演奏


入学生のスナップ

入学生のスナップ


【北九州会場】


尾家学長による告辞

尾家学長による告辞


新入生代表による宣誓

新入生代表による宣誓


北橋北九州市長による祝辞

北橋北九州市長による祝辞


式典の様子

式典の様子


新入生のスナップ

新入生のスナップ

入学試験の日時・場所等に関するお知らせ(大学院工学府)

明専寮オリエンテーションを行いました

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2019年4月4日(木)、本学明専寮において、新入寮生へのオリエンテーションを行いました。

2013年に現在の寮に生まれ変わってから本年で7年目を迎える明専寮に、7期生となる寮生40名を迎え、芹川工学研究院長の挨拶の後、明専寮の特色ある教育「グローバルリーダー教養教育」「自主企画」「英語教育」について、担当教員から説明が行われました。寮生からは、この一年間の寮生活や勉学等についての力強い抱負が聞かれ、早くも明専寮生としての頼もしい意気込みが感じられました。

説明会の後は、教職員や先輩寮生、同期の入寮者と懇親を深めながら、新しい寮生活や教育プログラムへの期待に表情を輝かせていました。


芹川工学研究院長挨拶

芹川工学研究院長挨拶


第7代明専寮長からの挨拶

第7代明専寮長からの挨拶


グローバル教養教育・自主企画についての説明

グローバル教養教育・自主企画についての説明


英語教育についての説明

英語教育についての説明


懇親会の様子1

懇親会の様子1


懇親会の様子2

懇親会の様子2

情報工学部オリエンテーションを開催しました

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2019年4月3日(水)・5日(金)の2日間の日程で、「平成31年度情報工学部新入生・編入生オリエンテーション」を開催しました。

新入生・編入生の皆さんが大学生活をいち早く理解し、充実した日々を過ごしてもらうために毎年実施しているもので、飯塚キャンパスの概要や施設の紹介、学生生活を送るうえでの諸注意やサークル案内、履修上のガイダンス説明などを行いました。

いよいよ始まる大学生活に向け、新入生・編入生の皆さんは期待に満ちた表情で新しいスタートを切れたようでした。


学部長挨拶

学部長挨拶


JABEEに関する説明

JABEEに関する説明


保健センターの説明

保健センターの説明

工学部新入生・編入生オリエンテーションを開催しました

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工学部では2019年4月3日(水)、5日(金)に戸畑キャンパスの記念講堂にて「平成31年度工学部新入生・編入生オリエンテーション」を実施しました。

本学の歴史や工学部の教育方針、大学生活に関する諸注意等が行われ、新入生541名と編入生25名は、緊張した面持ちで、熱心に聞き入っていました。


学部長挨拶

学部長挨拶


教務委員長挨拶

教務委員長挨拶


熱心に聞き入る学生

熱心に聞き入る学生

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